エイアンドダブリュ沖縄株式会社

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県民に愛されつづけ半世紀 今や観光客をも魅了する

昭和38年11月1日、日本で初めてのファーストフード店「A&W」が沖縄県北中城屋宜原にオープンします。 それは東京で初めてのオリンピックが開催された昭和39年の前年、沖縄がアメリカだった時代のことです。

その後、沖縄とともに成長。今年53年目となるA&W沖縄は、県民だけでなく、 観光客の方にも「エンダー」の愛称で親しまれ、看板メニューである「ルートビア」は、 今も変わらず、その人気と味を守り続けています。

子供扱いされた スーパーバイザー時代

「スーパーバイザーといっても、当時、店長は自分より年齢が上の方たちばかりで…」 と子供扱いされ、悔しい思いをした時代を懐かしそうに振り返る A&W沖縄・平良 健一社長。

東京の大学を卒業してすぐ、アメリカのA&W本体へと単身武者修行。 当時は、あまり英語が話せず、身体も小さかったことから、最初は馬鹿にされてしまいます。 それでも、皿洗いなど与えられた仕事を懸命に行いながら、アルバイトに来ていた地元アメリカの高校生や大学生と 積極的にコミュニケーションをとり、少しずつ英語と仕事を覚えていきます。

アメリカに来て1年後、ついに、マネージャー昇格。その後、マネジメントについても徹底的に学ぶ機会を得て、さらなる成長を遂げます。 そうして、無事、2年間の単身武者修行を終え、満を持して沖縄へ。沖縄では、父であり初代社長である 平良 幸雄氏(現:代表取締役会長)のもと、 スーパーバイザーとして、お店と本部のパイプ役を任されるようになります。

とはいえ、前出のように、店長は年上ばかりで、完全なる子ども扱い。 その上、マニュアルも整備されておらず、それぞれが独自のスタイルで仕事をしている状態です。 加えて、当時の牧港店の盛況ぶりは語り草になるほど。ハンバーガーが間に合わず、お客様を1時間以上もお待たせすることもしばしです。

「これでは、いつかお客様が離れてしまう」との危機感から、サービスやクオリティを上げるため教育チームを編成。 店舗での改革に取り組みつつ、FCのオーナーとも徹底的に話し合いを重ね、よい良いお店づくりに邁進。 顧客満足度のアップなど、見える形での結果を出し、自らの存在感を増していきます。

社長就任 そして 基本理念「ありがとう」へ

平成9年、父であり現会長である 平良 幸雄氏より、経営を引き継ぎ、平良 健一氏が社長に就任します。 就任後最初に取り掛かったのは「基本理念」の構築です。これは「A&W沖縄が大切にしていること」であり スタッフ全員がこの方向を目指して進んでいこう。との意味が込められています。

私たちのレストランには いつでも
お客様の楽しそうな話し声と
笑い声が聞こえてきます
その賑やかな客席の間をキビキビとした動きで
快活な空気をつくり出す従業員がいます
どの顔も笑顔に満ち溢れ
親切で 優しく 誰に接しても
自然に交わされる会話があります
 
“ありがとう”
 
いつ言っても いつ言われても
最高に嬉しい言葉 私達は奉仕する事で
ホスピタリティーを学び 心の豊かさを育てる
そんな人に喜ばれ さわやかな出会いを
広げる事を実践していきます

その原点は「ルートビア・スピリット」にあり

沖縄県民に、広く長く愛されつづける A&W沖縄。 それが今や「アメリカ生まれ、沖縄育ち」という言葉に、その魅力が凝縮されるように、観光客の方々をも惹きつけてやまない存在となっています。

A&W沖縄の代名詞といえば「ルートビア」。県内に熱烈なファンがいる一方、初めて飲んだ観光客のみなさまにとっては 「薬っぽい」「ビールっぽくない」などの印象も少なからずあるようです。

それもそのはず、ルートビアは、A&Wの創業者である ロイ・アレン氏 が、 病気の友人を元気づけるためつくったのがはじまりでその名前には アメリカの大自然の中で育まれた薬草類の根っこ(=ルート)のエッセンスを調合したという意味が含まれています。

そしてその精神は、今もなお 「THIS IS OUR ROOTBEER SPIRIT = おもてなしの心を大切に」として、受け継がれているのです。 本土に フランチャイズ展開するも わずか10ヶ月で閉店
A&W沖縄は、「沖縄だけにあるファーストフード店」というイメージが強いのですが、 実のところ、過去に何度か本土にフランチャイズ展開をしています。

本土への進出は、今からおおよそ40年前。神戸のとある百貨店の中に、フランチャイズ1号店を出店したことにはじまります。 その後、渋谷、博多、大阪へと華々しく続き、昭和61年には、南鹿児島にも出店を果たします。

しかしながら、本土の壁は厚く、市場性の違い、ライバル企業との競争など、さまざまな要因が絡み合い、いずれも短い期間での閉店を余儀なくされています。 その中でも特に、南鹿児島店にいたっては、開店から、わずか10ヶ月で閉店となった。という苦い歴史があります。

それを機に、地元沖縄への思い、地域に密着した店舗づくり、そして、沖縄の独自メニュー開発などへの注力を強化していくこととなります。

沖縄独自の個性 と 地域に密着した店づくり

平良 健一氏が、2代目社長として就任した平成9年当時、すでに多くのファーストフード店が、沖縄に進出。 県外での苦い経験から、ここ沖縄でも、同じような競争の波にさらされたのではないか。と悲観的な考えが頭をよぎります。

しかしながら、平良社長は「A&Wの沖縄でのネームバリューは大きく、その圧倒的な強さは、長らく地元・沖縄のみなさまに支えられてきた歴史なのだと感じました。 そのことから、例え、競合が増えても、決して揺らがない自信がつきました」と力強い言葉で当時を振り返ります。

A&W沖縄の他には真似できない独自の個性、そして、地域に密着しながら、時代に合わせて変化する着実な店づくりのノウハウが結実。

折からの沖縄インバウンド観光の好調さと相まって、平成27~28年には、過去最高の新規出店ラッシュを実現。 来年には、平良社長の目標のひとつである県内30店舗目が、国際通りの玄関口にオープンするのです。

店舗展開力 と マーケティング力 の強化に プロ人材を求める

県内30店舗の実現を手中に収めた今、平良社長は次なるステージとスピードアップを目指しています。

平成27年には、「従業員が働きがいを感じ、人材育成に優れた仕組み持つ」企業を沖縄県が認証する 「沖縄県人材育成認証企業」となり、人材育成には絶対の自信を持つ同社。

だからこそ、自分たちには無い先進的なノウハウ、そして経験を有するプロフェッショナル人材の必要性を理解し、そして、その重要性を感じているのです。

・店舗数50以上の飲食FCでスーパーバイザーなどの経験があるプロフェッショナル。
・店舗やメニュー開発と連動したマーケティングの実践経験があるプロフェッショナル。
・「THIS IS OUR ROOTBEER SPIRIT」を具体的に魅せる化できるプロフェッショナル。

プロ人材のみなさま!
半世紀の時を超えて、沖縄県民に愛される「A&W」沖縄。
そして、インバウンド観光の流れに乗り、日本そして世界中の人々に愛されるチャンスを得ている今こそ、 かつてのキャッチフレーズ「あなたとわたしのドライブイン」を活かす時です。是非、あなたの手で…。

(文責:沖縄県プロフェッショナル人材採用促進・定着支援事務局 マネージャー 白井 旬)

会社名: エイアンドダブリュ沖縄株式会社
H P: http://www.awok.co.jp/
資本金: 1,636万円
売上高: 31億円(平成27年6月現在)
代表者: 代表取締役社長 平良 健一
社員数: 995名(パート・アルバイト含む)
本 社: 沖縄県浦添市牧港1196番地
事 業: レストランチェーンの経営レストラン機器の輸入販売食料品の輸入販売菓子食パン及びパン類の製造及び販売
 
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